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アーセナルの主将マルティン・ウーデゴール:背番号8、経歴とプレースタイル

アーセナルの主将マルティン・ウーデゴール:背番号8、経歴とプレースタイル
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2026年5月24日、アーセナルのトロフィーを掲げたのはマルティン・ウーデゴールでした。ノルウェーから出てきた「神童」がロンドン北部のキャプテンになるまでの道のりは、まっすぐではありません。ここでは新加入紹介ではなく、彼が何者で、このクラブで何をしてきたかを、確認できた事実だけで並べます。

基本データ

項目 内容
生年月日 1998年12月17日
出身地 ノルウェー・ドランメン
国籍 ノルウェー
身長 178cm
ポジション ミッドフィールダー(攻撃的MF/右インサイド)
背番号 8
アーセナル加入 2021年1月27日にレンタル、2021年8月20日に完全移籍

生年月日・身長・背番号・ポジションはGoalの選手プロフィール、出身地と移籍の日付は日本語版ウィキペディアの記載に合わせています。完全移籍の移籍金について、日本語版ウィキペディアは約3,500万ユーロと記載しています。

経歴:ドランメンからマドリード、そしてロンドンへ

日本語版ウィキペディアによれば、ウーデゴールはストレームスゴトセトで2014年4月13日、15歳でデビューし、エリテセリエン史上最年少出場記録を樹立しました。同年8月27日には15歳253日でノルウェー代表デビューも果たしています。

2015年1月22日にレアル・マドリードと契約。その後はヘーレンフェーン(2017年1月9日)、フィテッセ(2018年8月21日)、レアル・ソシエダ(2019年7月5日)へレンタルで出ており、ロンドンに来たのは2021年1月27日のレンタル加入、そして同年8月20日の完全移籍でした。

アーセナル公式は、ウーデゴールを男子トップチームの新キャプテンに指名したと発表しています。発表時点で23歳、クラブでの出場は60試合・9得点、ノルウェー代表では2021年3月からキャプテンを務め、代表43試合に出場していたと記されています。日本語版ウィキペディアによると、ノルウェー代表のキャプテン就任は2021年3月12日、代表通算は2025年9月時点で67試合4得点です。

筆者は、この「他のクラブで居場所を探し続けた時期」があったからこそ、彼のキャプテンシーが押しつけがましくないのだと見ています。ずっと順調だった選手の言葉とは、たぶん重さが違います。

2022-23:15得点で並んだ得点王

アーセナルがタイトル争いに最後まで絡んだ2022-23シーズン、チームはリーグ2位でした。84ポイント、26勝6分6敗、88得点43失点。優勝したマンチェスター・シティとは勝ち点89対84です。首位在位248日は、優勝を逃したチームとしては1部史上最長だとOptaが伝えています。

このシーズンのリーグ得点王は、マルティネッリとウーデゴールの各15得点でした。中盤の選手が、攻撃陣と並んでチーム最多に到達したわけです。10月1日のノースロンドンダービー(NLD=北ロンドン勢同士の一戦)は3-1で勝利、10月9日のリヴァプール戦もホームで3-2の勝利と、秋は勝ち続けていました。

最後はマンチェスター・シティに1-4で敗れ、フォレストにも0-1で敗れて優勝は届きませんでした。それでも筆者は、この年に「ウーデゴールのアーセナル」という輪郭がはっきりしたと見ています。

2023-24〜2024-25:積み上げと、代表戦での負傷

2023-24シーズン、アーセナルは89ポイント、28勝5分5敗、91得点29失点でリーグ2位。89ポイント・28勝はクラブのプレミアリーグ記録で、29失点はリーグ最少でした。チャンピオンズリーグではポルトをPK4-2で下し、8強に進んでいます。

2024-25シーズンは、9月9日の代表戦でウーデゴールが足首を負傷するところから始まりました。チームは74ポイント、20勝14分4敗でリーグ3年連続の2位。敗戦4は最少でしたが、引き分けが14ありました。チャンピオンズリーグでは準々決勝でレアル・マドリードに合計5-1で勝ち、2009年以来の4強に進んでいます。

準決勝のPSG戦は、4月29日のホームで0-1の敗戦、5月7日のアウェーで1-2の敗戦、合計1-3で敗退。タイトルには手が届かない年が続きましたが、筆者は、離脱を挟みながらもチームの形が崩れなかったことが翌シーズンへの土台になったと見ています。

2025-26:主将としてトロフィーを掲げる

2025-26シーズン、アーセナルは85ポイント、26勝7分5敗、71得点27失点でリーグ優勝。アーセナル公式サイトの優勝リリースによれば、2003-04以来22年ぶり、通算14度目、プレミアリーグでは4度目の制覇です。5月19日の第37節にマンチェスター・シティがボーンマスと1-1で引き分け、1試合を残して優勝が決まりました。

そして5月24日、アウェーのクリスタル・パレス戦のあとに、キャプテンのウーデゴールがトロフィーを掲げます。5月31日にはイズリントンで優勝パレードが行われ、約5.6マイルの沿道に最大100万人が集まったと報じられました。

同じシーズン、チャンピオンズリーグはリーグフェーズ8戦全勝という史上初の記録から決勝に進み、5月30日のブダペストでPSGと1-1のまま延長でも決着がつかず、PK戦を3-4で落として準優勝。カラバオカップも3月22日の決勝でマンチェスター・シティに0-2で敗れて準優勝でした。詳しい流れは2025-26シーズンの振り返りにまとめています。

プレースタイルの評価

Goalの選手プロフィールでは、ウーデゴールは中央の攻撃的MFまたは右のインサイドでプレーし、「世界最高の中盤の一人」で、ボールを持っていないときの運動量とチャンスを作る視野の広さが持ち味だと評されています。アーセナル公式も、落ち着いた威厳のあるリーダーで、創造性と技術に加えてプロフェッショナルとしての成熟をもたらす存在だと記しています。

筆者の見立てでは、彼の一番の仕事はラストパスよりも「試合のテンポを決めること」です。急ぐべき局面と、いったん下げて作り直す局面の切り替えがはっきりしていて、周囲がそれに合わせて動けます。数字に出にくいぶん、いなくなると真っ先に困るタイプの選手だと考えています。

2026-27:公式戦4得点と、48分・50分・75分

2026-27シーズンは第5節終了時点で2位。4勝0分1敗、8得点4失点で勝ち点12です。公式戦のチーム最多得点はウーデゴールの4得点となっています。

8月16日のコミュニティシールドでは、カーディフでマンチェスター・シティに3-0で勝利し、通算18度目の優勝。カラフィオーリの開始24秒(大会史上最速)、ハフェルツの28分に続き、ウーデゴールが48分に決めてマン・オブ・ザ・マッチに選ばれました。8月21日の開幕戦はホームでコヴェントリーに3-0で勝利し、ハフェルツ、サカ、ウーデゴールが得点しています。

9月6日のホームでのチェルシー戦は、2分にロジャースに先制されながら、ハフェルツの25分とウーデゴールの50分で2-1の勝利。9月9日のチャンピオンズリーグ初戦はアウェーのナポリ戦で、ウーデゴールが75分に挙げた1点だけで1-0の勝利でした。9月19日はアウェーのブライトン戦に0-3で敗れ、今季初黒星を喫しています。開幕からの動きは2026-27シーズンの立ち上がりで追っています。アーセナルをこれから追いかける方はアーセナル入門ガイドもあわせてどうぞ。

参考

  • https://www.arsenal.com/news/martin-odegaard-named-captain
  • https://www.goal.com/en-us/player/m-oedegaard/b1lcxeihx8z6pfv1jef4j5jh1
  • https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB
  • https://www.arsenal.com/news/arsenal-crowned-202526-premier-league-champions
  • https://www.arsenal.com/news/community-shield-highlights-arsenal-3-0-man-city-aiIrQ8s57JHl

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