アーセナル負傷者情報(11月7日)|サカは数週間離脱、サリバは代表の判断待ち
サカの「数週間」という言葉は、何度聞いても重いです。
ハル・シティ戦を前にした金曜の会見で、アルテタ監督はあらためてその見通しを語りました。
試合は土曜の午後3時(英国時間)、ノースロンドンでのホーム戦です。
会見の内容を、クラブ公式サイトと Metro、Evening Standard の記事から整理しました。
試合そのものの見どころは、プレビュー記事に書いています。
この記事のポイント
- サカは数週間の離脱で、ハル・シティ戦も代表ウィークも欠場します
- サリバは今季初めてベンチ入り。フランス代表に呼ばれるかは、代表側の判断待ちです
- コンサはスラヴィア・プラハ戦で膝を痛めましたが、監督は問題なしと説明しました
- ライスの起用量について、監督は懸念を否定しました(Evening Standard の報道)
発表の内容
公式記事によると、水曜のチャンピオンズリーグ、スラヴィア・プラハ戦は2-1の勝利でした。
会見で触れられた3人を、先に表でまとめます。
表はすべてクラブ公式サイトの記事によります。
| 選手 | 状態 | ハル・シティ戦の見通し |
|---|---|---|
| サカ | 先月のバイエルン戦(2-2の引き分け)で痛めた。トゥヘル監督のイングランド代表からも外れた | 欠場。離脱は数週間 |
| サリバ | フランス代表としてワールドカップに出た際に背中を痛めた。今季初めてベンチ入り | メンバーに入る可能性がある。代表に呼ばれるかは会見の時点で未定 |
| コンサ | スラヴィア・プラハ戦で膝を痛め、大事を取って交代 | 出られる |
サカ:数週間の離脱
監督は「当然、数週間という話をしている」(arsenal.com)と話しました。
代表ウィークが明けてからピッチに出て、少しずつ活動を増やし、様子を見ていく段階です。
残念ながら、しばらくは戻れません。
選手たちにプレッシャーをかけすぎたくない、とも言っています。
サカ本人は早く戻りたがっているものの、まだ早い時期だという説明です。
サリバ:今季初のベンチ入り
サリバは、スラヴィア・プラハ戦で今季初めてベンチに入りました。
背中を痛めたのはワールドカップのフランス代表での試合中だった、と公式記事は書いています。
ハル・シティ戦のメンバーに入る可能性があり、その後の代表ウィークにも合流するかもしれません。
監督はフランス代表と密に連絡を取っていて、代表側の発表は金曜の午後5時だと思う、と話しました。
決めるのはジダン監督です。
監督は、サリバにも出場時間が必要だと述べたうえで、代表が決めたことなら受け入れると話しています。
サリバが代表で過ごすのが大好きなことは知っているし、新しい監督も刺激的な人だから、という話でした。
コンサ:膝は問題なし
スラヴィア・プラハ戦で新しく出た負傷の不安は、コンサの膝だけでした。
水曜は念のために下げただけで、木曜と金曜は調子がいい、と監督は説明しています。
週末の試合には出られる、と公式記事は伝えています。
イングランド代表の5人
コンサは、アーセナルから招集されたイングランド代表5人のひとりです。
ほかはベン・ホワイト、エゼ、ルイス・スケリー、ライスで、トゥヘル監督のもとに集まります。
この数について、監督は誇らしいと話しました。
「クラブから大勢のイングランド人が代表の中核にいるのは誇らしいこと。クラブのアイデンティティの一部です」(arsenal.com)。
選手たちは代表に戻れて本当にうれしそうで、それが見て取れる、とのことです。
背景:ライスの起用量と過密日程
ここは公式記事ではなく、Evening Standard の報道です。
同紙は、アルテタ監督がライスの出場時間の管理が足りないという見方を一蹴した、と報じました。
同紙によると、ライスは昨季、クラブと代表で69試合に出ています。
今季もプレミアリーグ9試合すべてに先発し、直近5試合のうち4試合でフル出場。
スラヴィア・プラハ戦も先発で、後半はかなり疲れて見えたそうです。
前回の代表ウィークは負荷管理のために欠席し、今回はイングランド代表に合流します。
監督の反論は強いものでした。
同紙によると、カラバオカップの2試合でメンバーから外れ、自宅で2日間の休みを取った唯一の選手がライスだ、という趣旨です。
さらに、今季は例年以上にライスの面倒を見ている、とも話したといいます。
日程にも同紙は触れています。
今季ここまで15試合のうちホームは5試合だけ。
この1週間は、フリートウッド、リヴァプール、プラハへ遠征しました。
ハル・シティ戦は、代表ウィーク前の最後の試合です。
各メディアの報道
公式記事と表現が違う点や、公式記事に無い話をまとめます。
いずれも各紙の報道で、クラブの発表ではありません。
| 選手 | 公式記事 | Metro / Evening Standard |
|---|---|---|
| サカ | 数週間の離脱 | 部位は太もも前の筋肉(quad)と Metro が記述。クリスマスまでの離脱の可能性を伝える報告があると Metro が書く。当初のクラブの見込みは最大8週間と Evening Standard が報じる |
| サリバ | 今季初のベンチ入り | Metro は、長期の背中の負傷から回復中の選手と説明 |
| コンサ | 大事を取って交代 | Metro は、後半に膝の問題で退き、モスケラと交代したと報じる |
サカの回復見通しと日程
Evening Standard によると、アルテタ監督はサカが太ももの負傷から順調に回復すると自信を見せたそうです。
バイエルン戦の序盤10分以内に痛めてから、チームは4試合を戦ってきました。
当初のクラブの見込みは最大8週間。
ただ、患部の周りに液体がたまり、検査が難しかったといいます。
同紙は、代表ウィークが明けたら芝の上での個別練習に戻る見込みで、はっきりした復帰の時期はそのあとに見えてくると書いています。
少なくともあと1か月は離脱が続くのでは、と問われた監督の答えは、そう思うが分からない、でした。
痛め方が激しい接触ではなかったので、組織が早く修復される望みもある、という趣旨の説明です。
原因については、いくつか考えられる要素はあるがここでは話さない、と答えたそうです。
最終的に確かなことは分かっていない、という趣旨の発言もあったと同紙は伝えています。
同紙は、サカが今後の山場の多くを欠く可能性が高いとみています。
11月末からクリスマスまでの間に、ドルトムント、マンチェスターの両クラブ、レアル・マドリーとの試合があり、ニューカッスルとブレントフォードへの遠征、アウェーでのノースロンドンダービーも控えているからです。
Metro は、サカが10月のバイエルン戦から出ていないと伝え、クリスマスまで外れる可能性があるという報告にも触れました。
ただし「報告がある」という書き方で、確定した話ではありません。
コンサ
Metro は、コンサが先発でガブリエウとセンターバックを組み、サリバはベンチにいたと報じています。
ハル・シティ戦に出られるという内容は、監督の説明と同じです。
自分の見立て
いちばん読みづらいのは、やはりサカです。
分かっているのは、クラブの当初の見込みが最大8週間(Evening Standard)だったことと、監督が口にしたのは「数週間」までだということ。
そこから先は、代表ウィーク明けの個別練習の様子次第です。
個人的には、激しい接触ではなかったと監督が話していることが救いです。
ただ、検査が難しかったという話もあるので、期待しすぎないほうがよさそうです。
Metro が書いたクリスマスまでという報告は、頭の片隅に置いておく程度にします。
11月末からの大一番にサカ抜きで臨む、という前提で見るくらいがちょうどいいと、自分は考えています。
サリバは、ベンチ入りが一番の前進です。
監督も出場時間が必要だと言っていました。
ハル・シティ戦では、短くてもいいので出てほしいです。
フランス代表が呼ぶのかどうかは、公式記事の時点では出ていませんでした。
コンサは問題なしで、ひとまず安心です。
ライスは、出場数が多いのは確かですが、監督ははっきり否定しました。
判断材料は、代表ウィークでの使われ方になりそうです。
次に見るのは、土曜のメンバー表です。
サリバの名前がどこにあるか、コンサが先発に入るか。
会見の言葉の答えは、そこで出ます。
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参考
- Arteta’s update on Saka, Saliba and Konsa(arsenal.com)
- Mikel Arteta gives Ezri Konsa injury update ahead of Arsenal vs Hull(Metro)
- Mikel Arteta laughs off Arsenal criticism amid Declan Rice injury concern(Evening Standard)
- Mikel Arteta issues positive Bukayo Saka injury update amid new Arsenal return timeline(Evening Standard)
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