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アーセナルのチャント・応援歌の由来まとめ【歌詞なし・公式で聴ける】

アーセナルのチャント・応援歌の由来まとめ【歌詞なし・公式で聴ける】
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「アーセナルのチャントを知りたい」「応援歌の歌詞が知りたい」と検索してこのページにたどり着いた方へ。
先に結論をお伝えします。

この記事では歌詞を載せていません。
代わりに、出典で裏取りできた曲だけを取り上げ、由来や作者を解説します。

音源は、権利者本人の公式映像やアーセナル公式サイトで聴けます。
いちばん聴いてほしいのは、試合前に流れる「The Angel(North London Forever)」です。

アーセナルのチャント・応援歌とは

チャントとは、サポーターがスタジアムで試合中に歌う応援歌のことです。
クラブを讃える歌、選手ごとの歌などがあり、既存のヒット曲の曲調に合わせて歌詞を替えたものが多いのが特徴です。

アーセナルでも「Rule, Britannia!」「Go West」「Ice, Ice Baby」といった有名曲の曲調を借りた歌が知られています。

代表的なチャント・応援歌の一覧(歌詞なし)

出典で確認できたものだけをまとめました。

曲名作者・由来
The Angel(North London Forever)ルイス・ダンフォード作。2022年に発表され、ホームゲームの試合前に流れる
Good Old Arsenalジミー・ヒル作。1971年のFAカップ決勝に向けたシングル
One-Nil to the Arsenal「Go West」の曲調。1990年代に生まれた
Rice, Rice Baby「Ice, Ice Baby」の曲調。デクラン・ライスの歌

The Angel(North London Forever)|試合前の定番応援歌

いまのアーセナルで最も知られた曲です。
作者は、生涯のアーセナルファンであるシンガーソングライターのルイス・ダンフォード。

2022年に発表された曲で、生まれ育ったロンドン北部イズリントンへの思いを込めた曲だと紹介されています(Wikipedia)。

曲がSNSでサポーターに広まると、ミケル・アルテタ監督がダンフォードを練習場に招きました。
2022年5月のリーズ戦では、エミレーツで多くの観客がこの曲を歌いました。

アルテタ監督はこの場面について「とても感動的だった」「ここでこんな経験をしたのは初めてだった」と語っています(arsenal.com)。
その後、ホームゲームの試合前に流れる曲として定着しました。

日本のファンが知っておくと良いのは、この曲がキックオフ前に流れる曲だということです。
視聴する場合は、試合前の映像から早めに画面をつけておくと、雰囲気を味わえます。

Good Old Arsenal|1971年のFAカップ決勝に向けた応援歌

作者はサッカー解説者として知られたジミー・ヒルで、曲調は「Rule, Britannia!」です。
ヒルは、リヴァプールの有名なサポーターズソングに匹敵するクラブのアンセムを作るよう、選手たちに働きかけました。

この曲は、1971年のFAカップ決勝に進出したことを記念して、トップチームの選手たちが録音したシングルです。
決勝進出の記念として録音されたもので、ダブル達成を祝うために作られた曲ではありません。

1971年5月に英国のシングルチャートに登場し、最高16位でした。

決勝でアーセナルが勝ち、クラブ初のダブル(リーグとFAカップの2冠)の2つ目のタイトルを獲得したあと、この曲はサポーターの間で広く受け入れられました。
その後も歌い継がれ、古典的なフットボールソングと見なされています(Wikipedia)。

One-Nil to the Arsenal|「1-0」を誇りに変えた応援歌

ペット・ショップ・ボーイズ版の「Go West」の曲調で歌われます。
1990年代、アーセナルは守備的なスタイルを批判されました。

サポーターはそれを逆手に取り、守りの堅さを誇って1-0の勝利を歌で祝うようになったと、The Athleticのジェームズ・マクニコラス記者は説明しています(99% Invisible)。

由来の時期は資料によって表現に幅があるため、ここでは「1990年代に生まれた」にとどめます。

選手のチャント|ヒット曲の曲調を借りる例

現在の選手の歌も、有名曲を借りるのが定番です。
デクラン・ライスの歌「Rice, Rice Baby」は、ヴァニラ・アイスの「Ice, Ice Baby」の曲調です。

ライスの加入後、2023年9月のマンチェスター・ユナイテッド戦(エミレーツ、3-1で勝利)の試合後にサポーターが歌い、ライス本人は「少し恥ずかしい」としつつ、愛情に感謝していると話しました(Arsenal Insider)。
この試合の結果はarsenal.comの試合レポートでも確認できます。

選手の歌は入れ替わりが激しく、歌われ方まで確認できたのはこの例だけのため、他の選手の歌は取り上げていません。

スタジアムのスタンディングについて

クラブは、エミレーツのクロック・エンド下層でライセンス付きのスタンディング(立って観戦できるエリア)を2026/27シーズンに導入したと発表しています。
ノース・バンク下層へは、様子を見たうえで2027/28シーズン開始から広げるとされ、2027/28シーズンまでに約1万3,500人がライセンス付きスタンディングのエリアに入る見込みです(arsenal.com、2026年9月時点)。

内容は変更される可能性があります。
席の種類や販売方法など最新の情報は、必ずアーセナル公式サイトでご確認ください。

どのブロックが盛り上がるかといった点は、確認できた出典に記載がないため断定しません。
スタンドの呼び名は観戦が10倍楽しくなる用語・文化ガイドで整理しています。

2025-26の優勝で歌われた歌

2026年5月19日、2位のマンチェスター・シティが引き分けて、アーセナルは22年ぶりのリーグ優勝を決めました。
祝いの場で歌われた歌を、アーセナル公式サイトとAP通信の記事から拾います。

  • 5月24日、セルハースト・パークでの優勝祝い:サカが観客を静めてから、「Allez Allez Allez」を歌い出しました。同じ日、ガブリエウは自分のチャント「King of Brazil」に加わっています(アーセナル公式)。
  • 6月1日の優勝パレード:沿道で「The Angel」が響き、ライスも一緒に歌っていました(アーセナル公式)。
  • CL決勝を前にした記事:AP通信は、アーセナルのファンが優勝を祝ってこの曲を歌ったこと、アルテタ監督がその場面を「emotional explosion(感情の爆発)」と表現したことを書いています(AP通信)。

「Allez Allez Allez」の元の曲は、確認できる出典が見つかりませんでした。

選手のチャントと、元になった曲

選手のチャントは、有名な曲のメロディーに名前を乗せる形が多いです。
元の曲まで報道で確認できたものだけをまとめました。

歌詞は載せません。

選手元になった曲生まれた場面出典
サリバ「Tequila」2022年8月21日、ボーンマス戦のアウェイ席で歌われたGoal
ハヴァーツシャキーラ「Waka Waka」2023年9月下旬、ボーンマス戦(4-0)の移籍後初ゴールのあとからGoal
ヴィエラ(在籍1996〜2005年)「Volare」セネガル出身であることを歌った内容Prospect誌

ハヴァーツのチャントは、移籍金の高さをからかう見方への皮肉も込められていた、とGoalは書いています。

ヴィエラのチャントを、Prospect誌は「イングランドで最も有名なチャントの一つ」と紹介しています。

ウーデゴールの歌は、アーセナル公式サイトに本人のコメントが載っています。
チャンピオンズリーグの試合前のメッセージで、「サポーターが新しい歌を作っていると聞いていた。聞いたときにそれだと分かった」「I love it!」と語りました(アーセナル公式)。

元の曲を聴いてみたい人のために、ハヴァーツのチャントのもとになったシャキーラの公式ミュージックビデオを置いておきます。

差別的なチャントについて

クラブは、差別的なチャントについて公式に注意を呼びかけています(アーセナル公式「Important information: Discriminatory chanting」)。

ほかのクラブや選手をおとしめる歌は、元の曲が有名でも、真似して歌わないでください。

歌詞を載せない理由と、公式で聴く方法

チャントや応援歌には、著作権のある楽曲が含まれます。
歌詞の掲載や日本語訳は、権利者の許可なく歌詞を再利用することになるため、当ブログでは行いません。

代わりに、公式の音源・映像へご案内します。

Good Old Arsenalなどは、公式の音源配信を今回の調査で確認できませんでした。
無断でアップロードされた動画は紹介しません。

現地の雰囲気を映像で味わうなら、アーセナルの試合の視聴ガイドが参考になります。

日本のファンが現地で楽しむコツ

エミレーツで実際に聞くなら、行き方やチケットの仕組みはエミレーツ・スタジアム観戦ガイドで確認してください。
チャント目線のコツは3つです。

  1. 早めに入場する。 試合前に流れる曲を楽しみたいなら、余裕をもって着席したいところです。入場時間の目安は上記の観戦ガイドをご覧ください。
  2. 出発前に公式音源を聴く。 歌詞を暗記するより、曲の流れを耳で覚えるほうが現地では役立ちます。
  3. 細部にこだわらない。 周りに合わせて手拍子や口ずさみで十分参加できます。差別的・攻撃的な内容の歌には加わらないよう、観戦マナーとして意識してください。

日本国内でクラブの空気を感じたい場合は、日本で買えるアーセナル公式グッズもあわせてどうぞ。

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参考

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2018-19シーズンからアーセナルを応援しているグーナーです。2019年のEL決勝を見て好きになりました。
試合の見方、ユニフォームとグッズの買い方、選手の紹介を中心に書いています。
いちばん好きな選手は冨安健洋。記事の誤りやご意見は、お問い合わせからどうぞ。
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