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ノースロンドンダービーとは?次の試合日程・歴史・過去の結果

ノースロンドンダービー トッテナムとの歴史・名勝負・対戦結果
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ノースロンドンダービー(NLD)とは、ロンドン北部に本拠地を置くアーセナルとトッテナム・ホットスパーの対戦のことです。
1913年のアーセナルの北ロンドンへの移転と1919年の昇格投票をきっかけに、100年以上続くライバル関係になっています。

アーセナルを追いかけていると、必ず年に2回、ファンの空気が明らかに変わる日があります。
それがNLDです。

この記事では、次の試合の日程と「なぜこの2クラブなのか」を、歴史と地理からていねいに説明します。

次のノースロンドンダービーはいつ?

2026-27シーズンのプレミアリーグでは、次の2試合が組まれています。

試合日付(現地)日本時間のキックオフ会場節
トッテナム vs アーセナル2026年12月6日12月7日(月)1:30(仮)アウェー(トッテナム・ホットスパー・スタジアム)第14節
アーセナル vs トッテナム2027年5月1日5月1日(土)23:00(仮)ホーム(エミレーツ・スタジアム)第34節

キックオフ時刻は未確定です。
テレビ中継の都合で変わることがあるため、上の時刻は仮のものとしてご覧ください。

視聴方法はアーセナルの試合をどこで観る?2026-27シーズンの視聴ガイドにまとめています。

ノースロンドンダービーとは?そもそも「ダービー」とは何か

サッカーでいうダービーとは、同じ街や近隣地域に本拠地を置くクラブ同士の対戦を指します。
ファンの生活圏が重なるぶん、職場や学校、家族の中にも両クラブの支持者がいる。

順位や優勝争いとは別の次元で「負けられない」試合になるのは、そのためです。

イングランドにはマンチェスター、マージーサイド(リヴァプール)など有名なダービーがいくつもありますが、ロンドン北部のそれがノースロンドンダービーです。

始まりは1913年の「引っ越し」

意外に思われるかもしれませんが、アーセナルとトッテナムはもともとご近所ではありませんでした。

アーセナルは1886年、ロンドン南東部のウーリッジで、王立造兵廠(兵器工場)の職工たちによって生まれたクラブです。
当時、北ロンドンのトッテナムとは何の関係もありませんでした。

ところが1913年、アーセナルは街を横断してロンドン北部のハイバリーへ本拠地を移します。
すでに北ロンドンに根を張っていたトッテナムからすれば、自分たちの縄張りに突然引っ越してきた格好です。

ここからライバル関係が始まりました。

決定的だった1919年の「昇格投票」

因縁を決定的にしたのが、第一次世界大戦後の1919年です。

中断していたフットボールリーグが再開するにあたり、リーグ全体は40チームから44チームへ拡大され、2つのディビジョンに22チームずつ振り分けられることになりました。
つまり1部に空席が生まれたわけです。

この最後の1枠は、各クラブの投票で決められました。
アーセナルは中断前の1914-15シーズンを2部で終えており、自動昇格の位置ではありません(この年の順位は資料によって5位とも6位とも記録されており、ここでは断定しません)。

一方トッテナムは降格対象で、他クラブに残留を訴えていました。

結果は、アーセナルが18票を獲得。
2位のトッテナムは8票、バーンズリーが5票で、アーセナルが1部の椅子を手にします。

このとき先頭に立って動いたのが、1910年にクラブを破産寸前から救い、1913年に北ロンドンへ移した会長ヘンリー・ノリスでした。

順位でも成績でもなく「投票」で立場が入れ替わった——この記憶が、100年以上経った今もダービーの温度を上げ続けています。

記憶に残る名勝負(2022年より前)

  • 2001年11月/アウェーで1-1の引き分け スパーズから移籍してきたソル・キャンベルが、古巣のホーム・ホワイトハートレーンで敵意にさらされながらプレー。ヴェンゲル監督は「並外れた強さ」と称えました。
  • 2002年11月/ホームで3-0の勝利 ティエリ・アンリが自陣から持ち込んで決めた独走ゴール。この場面は現在、エミレーツ・スタジアム外の銅像になっています。
  • 2004年4月/アウェーで2-2の引き分け 無敗優勝を続けるアーセナルが、よりによってライバルの本拠地でリーグ優勝を決めた一戦。ロビー・キーンの終盤PKで勝利こそ逃しましたが、敵地での戴冠はダービー史に残りました。
  • 2004年11月/アウェーで5-4の勝利 9ゴールを9人の異なる選手が決めるという、屈指の乱打戦でした。
  • 2008年10月/アウェーで4-4の引き分け デイヴィッド・ベントリーの40ヤード弾で幕を開け、最後まで決着がつかなかった激闘。

ちなみに、ハイバリーでの最後の公式戦(2006年5月7日)でウィガン・アスレティックに4-2で勝利したときも、アーセナルはトッテナムを抜いてチャンピオンズリーグ出場権を手にしています。

なお2022年9月時点でNLD史上最多得点者とされていたのは、当時トッテナムに在籍していたハリー・ケイン(17試合13ゴール)でした。
これは当時の報道時点の数字で、その後の記録は更新されている可能性があります。

最新の集計は公式サイト等でご確認ください。

ノースロンドンダービーの対戦結果(2022-23シーズン以降)

ここからは、直近のリーグ戦での対戦をまとめます。

日付会場結果
2022年10月1日ホーム3-1でアーセナルが勝利
2023年1月15日アウェー2-0でアーセナルが勝利
2023年9月24日ホーム2-2で引き分け
2024年4月28日アウェー3-2でアーセナルが勝利
2024年9月15日アウェー1-0でアーセナルが勝利
2025年1月15日ホーム2-1でアーセナルが勝利
2025年11月23日ホーム4-1でアーセナルが勝利
2026年2月22日アウェー4-1でアーセナルが勝利

とくに印象的なのが優勝シーズンとなった2025-26の2試合です。
11月23日のホームゲームではエベレチ・エゼがハットトリック(1試合3得点)を達成し、4-1で勝利。

NLDでハットトリックを記録したのは史上4人目でした。
年が明けた2026年2月22日のアウェーでも、エゼの2得点とヴィクトル・ヨケレスの2得点で4-1と勝ち切っています。

また2025年7月のアジアツアーでは、香港で英国外で初めてNLDが開催されました。
観衆は49,975人。

この親善試合はアーセナルが0-1で敗れています。

2026-27シーズンのNLDは、2026年11月5日時点でまだ行われていません。
最初の対戦は、上の「次のノースロンドンダービーはいつ?」のとおり2026年12月6日(アウェー)の予定です。

観るときに押さえておきたいポイント

年2回、ホームとアウェーで1試合ずつ。
プレミアリーグは20クラブが各チームと2回ずつ、計38試合を戦うリーグです。

NLDもこの日程の中に組み込まれるため、開催は年2回が基本になります(カップ戦で当たれば増えます)。

会場で雰囲気が変わる。
ホームのエミレーツ・スタジアムと、アウェーのトッテナム・ホットスパー・スタジアム。

いずれも6万人規模のスタジアムで、テレビ中継でも音の違いがはっきり伝わります(収容人数は2026年9月時点の各クラブ公式サイトの公表値にもとづきます。最新の数字は公式サイトでご確認ください)。

順位表への影響が大きい。
上位で競り合っているシーズンほど、勝ち点3の価値が跳ね上がります。

「ダービーだから特別」だけでなく、優勝争い・CL出場権争いの直接対決になることも少なくありません。

カードが荒れやすい。
球際が激しくなり、警告の数が増えがちです。

VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入が試合の流れを変える場面も、ダービーではよく起こります。

初めてNLDを観る方は、ぜひキックオフの30分前から中継をつけてみてください。
スタジアムが温まっていく過程そのものが、この試合の見どころのひとつです。

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参考

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2018-19シーズンからアーセナルを応援しているグーナーです。2019年のEL決勝を見て好きになりました。
試合の見方、ユニフォームとグッズの買い方、選手の紹介を中心に書いています。
いちばん好きな選手は冨安健洋。記事の誤りやご意見は、お問い合わせからどうぞ。
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